貯蓄をするなら財形貯蓄が有利だというので実際の利率を調べてみた

「貯蓄をするならまずは財形貯蓄から」そんなタイトルの記事をよく見ます。主人の会社も財形貯蓄制度がありますが今まで我が家は利用しておらず、これから財形貯蓄もはじめてみようかと検討しています。

ということで、今回は財形貯蓄について調べてみました。

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財形貯蓄とは

財形貯蓄は、毎月の給与およびボーナスから天引きによって積立てを行います。
財形貯蓄には3種類あって、老後の資金作りのための「財形年金貯蓄」、持ち家住宅取得や増改築などの資金作りのための「財形住宅貯蓄」、その他教育資金など使い道の決まっていない「一般財形貯蓄」があります。

財形貯蓄のメリット

  • 給与から自動的に天引きされるので貯まりやすい
  • 住宅財形と、年金財形は、合算して元利合計550万円まで利息にかかる税金が非課税
  • 保険型でも住宅財形が払込保険料累計550万円までが非課税。年金財形は、払込保険料385万円までが非課税
  • 財形融資制度がある

財形貯蓄の最大のメリットといえばやはり給与から天引きされることによって意識せずに貯蓄ができるということだと思います。

また、普通に銀行に預金しておくと20.315%(復興特別所得税含む)の税金が利息に対してかかりますが、住宅財形と年金財形は合算して元利550万円まで非課税と税制面での優遇措置があります。ただし、一般財形においては普通の預金と同様に20.315%の税金がかかります。

預金型の住宅財形以外にも保険型というのがあり、こちらも住宅・年金財形それぞれに上限金額は違いますが払い込み保険料が非課税となります。

また、財形融資制度というのがあり、財形貯蓄残高の10倍の額(最高4,000万円)まで、所要額の90%を限度として融資を受けられます。(ちなみに平成27年2月の金利は1.02% 5年固定)

財形融資制度を受けるためには条件が必要となります。詳しくは財形住宅融資:住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)でご確認ください。

財形貯蓄のデメリット

  • 流動性が低い
  • 住宅財形と年金財形に関しても、解約する際に財形貯蓄をする目的以外の理由で解約を行う場合には、課税対象となる(解約する時から遡って5年)
  • 転職した場合、転職先に財形貯蓄制度があれば継続できるがそうでない場合は自動解約となる

流動性が低いというのは、貯蓄が貯まりやすいというメリットもあれば、お金を引き出しにくいというデメリットでもあります。何か急を要する場合、住宅財形と年金財形に関して、財形貯蓄目的以外の理由で解約すると課税対象となり、税制面での優遇措置は受けられません。

また、転職した場合に転職先に財形貯蓄制度がないと自動的に解約となり、その場合も遡って5年間は課税対象となります。

実際の財形貯蓄の金利を見てみよう

財形貯蓄のメリットの1つ、利息にかかる税金が非課税になるということなので、現在の金利(2015/3)を調べてみました。(財形貯蓄の金融機関は会社によって異なります。加入されるさいはお勤めの会社にご確認ください)

主人の会社の財形を確認してみたところ

財形住宅貯蓄
・みずほ信託銀行
・三菱UFJ信託銀行

財形年金貯蓄
・みずほ銀行
・みずほ信託銀行

ができるとのこと。

金利は各行のHPを確認すべしとのことでしたので、各行のHPを見てみましょう。

みずほ銀行

mizuho

財形住宅のスーパー定期10年型でも0.10%で、財形年金に至っては0.040%しかありません。

三菱UFJ信託銀行

sintaku

三菱UFJも似たようなもので、定期預金型で0.10%、変動金利適用で0.050%です。

みずほ信託銀行

不明

財形貯蓄よりもネット銀行の定期預金の方が税引き後でも利率が高い件

実際に財形貯蓄の適用金利を見てみたところ、住宅財形でも0.10%となっており、低金利が否めません。

定期預金はオリックス銀行のeダイレクトを利用しているのですが、3年定期で0.40%(税引後0.318%)ですので利率でいえば、20.315%の税金を払ったとしてもネット銀行の金利の方が高い場合もあるようです。

財形融資制度の5年固定の利率(1.02%)も手数料が無料というのはメリットですが、住信SBIネット銀行の5年固定金利年 0.67 %(2015/3)ですので、事務手数料などを加味して細かく計算してみないとどちらが有利になるのかは個々の条件で変わってくると思います。

雑感

こうやってみてみると、財形貯蓄の最大のメリットは「給与から天引きされるのでいつの間にか貯金ができている」ということだけのように思えます。

財形貯蓄の向いている人はこんなひと

  • 貯金下手な人
  • 金利を気にせず高金利の定期預金などに移し変えるのが面倒な人
  • お金があるとついつい使ってしまう人

つまり、ほったらかしで貯金を貯めたい人は財形貯蓄が向いていますが、金利動向などをチェックして細かく移し変えを行うのが好きな人は自分で管理した方がいいのではないでしょうか。

財形貯蓄制度の非課税メリットはあまりなく、それよりもやはり個人型確定拠出年金の税控除の方が大きく、そちらに心が傾いています。

※企業によっては金利を上乗せする制度がある場合があります。企業によって異なりますので担当部署にご確認ください。

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