個人型確定拠出年金 今回は見送ることにしました

専業主婦も4月から個人型確定拠出年金に加入できるということで自分なりに色々と調べてみました。

専業主婦で個人型確定拠出年金に加入しても、拠出した額の税額控除を受けることができないのでそれほどメリットがないことがわかりましたし、逆に現在企業年金などの3階建てのない会社に勤めている主人を加入させた場合に税控除はかなりお得感がありました。

けれども、いろいろと考えた結果、今回の加入は一旦見送ることにしましたのでその理由を整理してみたいと思います。

毎年276,000円の拠出の負担について

サラリーマンで会社に企業年金などの3階建て部分がない企業にお勤めの方は、個人型確定拠出年金に加入することができます。年間の拠出額には限度額があり、月23,000円(年間276,000円)。最低5,000円から限度額まで1,000円きざみで設定することができます。

そして、最大の特徴は、一旦拠出したお金は絶対に引き出すことができないということです。

ですから、確定拠出年金はもしものときに使えない固定資産となります。

貯蓄性の保険であれば、解約すれば少し減額されますが解約返戻金ということで今まで積み立てたお金が戻ってきますが、確定拠出年金というのは60歳になるまで引き出すことが一切不可能。

これは慎重に検討しなければなりません。

拠出できるほど余裕がある家計かどうかの判断

まずは我が家の家計の状況ですが、

お恥ずかしい話、結婚当時は2人合わせて500万円もの借金があった赤字家計。それをどうにか建て直し、現在はまだこれだけしか貯蓄がたまっていません。

ちなみに、30代平均の貯蓄額はこちら

我が家は30代の中央値よりも上ですが、ほぼ平均といった家計です。

もし、確定拠出年金をやるのであれば限度額の月23,000円を拠出したいと思っていますが、それは今後の将来設計によって違ってきます。

わたしは「家は賃貸派で、買うのであれば退職金で買える範囲で現金一括払い」
主人は「住宅ローンを組んで今すぐにでも家を買いたい」

と全く違う将来像を描いています。

もし、わたしの「家は賃貸派で、買うのであれば退職金で買える範囲で現金一括払い」でいくのであれば、確定拠出年金は子供の教育資金が貯まり次第すぐに加入しても家計には影響がほとんどありません。なぜなら、今後の貯蓄はすべて老後資金に充てるつもりなのですから、その一部を確定拠出年金に充てても全く影響がないからです。

しかし、主人の「住宅ローンを組んで今すぐにでも家を買いたい」というのであれば、月々23,000円の拠出金というのは負担が大きく感じます。家を買えば、住宅ローンに固定資産税、修繕費に火災保険などの費用がかさみ、今よりも住宅にかかる費用の負担が大きくなるからです。

チェック:個人型確定拠出年金に加入するためには現在の資産状況を把握すること

転職し企業年金がある会社に就職した場合のリスク

主人は現在35歳。
60歳になるまでに25年あります。

もし、途中で転職し、もし、企業年金がある会社に就職した場合はどうなるかというと、運用指図者となります。運用指図者というのは拠出ができずに運用を変更することしかできません。

そうすると、拠出することができませんから、税控除を受けることもできませんし、金融機関へ支払う手数料は発生します。

25年という長い期間ですので予測が経ちません。

結果、税控除目当てで加入したにも関わらず税控除が受けられないという事態も想定しておかなければなりません。

チェック:転職し運用指図者になった場合は税控除を受けることができず費用のみが発生する

確定拠出年金の特別法人税について

現在は凍結されている確定拠出年金の特別法人税。凍結が解かれると確定拠出年金の資産全体に年率1.173%の税金が課せられます。

資産全体に年率1.173%というのは非常に大きな課税で、計算してみると税控除とさほど変わらないくらないの金額になります。

利益がでてもでなくても課税される特別法人税の存在は大きなものです。

2001年の確定拠出年金開始から1度も課せられることはなく、凍結されているので今後もかからない可能性はありますが、政府次第となります。

凍結が解かれる可能性としては少ないという方も多いようなのでさほど重要ではありませんが、やはり頭の片隅には入れておきたい税制です。

チェック:特別法人税の存在も頭の片隅に入れておく

我が家の結論

ということで、現在のところは個人向け確定拠出年金に加入するのは一旦保留にしておき、資金面で余裕がでてきてからでも遅くはないのではないかという結論です。

最近読んだコラムのFPさんの言葉で心に響いたのは

老後は誰にでもあるわけではありませんから。

あまり先のことを心配して不安にならなくてもいいかもしれません。

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