平均貯蓄額1805万円で過去最高に、世代別の貯蓄額を見てみよう

総務省が5月17日に発表した2015年の家計調査(2人以上の世帯)で、

1世帯当たりの平均貯蓄残高は1805万円で、前年比で7万円、0.4%とわずかに増加した

というニュースがありました。

毎年、総務省の世帯あたりの貯蓄額がいくらだというニュースがありますが、こういうニュースを見ると

  • 平均値は富裕層がいることで引き上がってしまうので、こういうデータを見るときは中央値がいい
  • 日本は高齢者が貯蓄額が多いので、勤労世帯・世代別の貯蓄額が見てみたい

ということで、5月17日に発表があった家計調査のデータをもう少し詳しく見てみることにしました。

※総務省の家計調査の貯蓄額の金額は、預貯金・保険・投資信託・株などを含む資産全体のことです。

二人以上の世帯のうち勤労者世帯の貯蓄額、平均値は1309万円、中央値は761万円

二人以上世帯全体の貯蓄額は、平均1805万円、中央値1054万円ですが、そのうち、勤労者世帯の貯蓄額(貯蓄保有世帯)は、平均値1309万円、中央値761万円となっています。

現役世代の平均値、中央値ともに、全体の貯蓄額よりも3割~5割ほど低くなっていますから、やはり、高齢者の方が貯蓄額が多いことが伺えます。

わたしたち、勤労世帯全体の資産の分布は次のグラフになっています。

勤労者世帯貯蓄額分布

出典:総務省統計局ホームページ(http://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/index.htm)

このグラフは、勤労世帯のうち貯蓄を持っている人の分布を示したもので、資産を保有していない人は含まれていません。

グラフを見てわかるとおり、貯蓄が100万円未満の人が13.2%と一番高く、反比例のような形のグラフになっています。こうやってみると、現役世代の平均値1,308万円に金融資産が届かない人が多数いるというのが一目瞭然ですね。

では、次に気になる年代別の貯蓄額を見てみましょう。

勤労世帯の世代別貯蓄額平均値

勤労世帯の世代別平均値です。

世代別貯蓄額

出典:総務省統計局ホームページ(http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001152855)

勤労者世帯平均 1,309万円
~29歳 265万円
30代 670万円
40代 1,026万円
50代 1,639万円
60代 2,133万円
70歳~ 2,100万円

中央値のデータを見つけられなかったので、こちらは平均値ではありますが、勤労世帯の年代別の貯蓄額平均です。

平均値なので実感よりは少し高めではあるかもしれませんが、分布としては年代が上がるごとに貯蓄額が大きくなり、70代で取り崩していくといったところでしょうか。

金融資産の割合としては、アベノミクスで株価が上昇したので、金融資産のうち株や投資信託の割合が少し大きくなったようです。

また、マイナス金利の影響か定期預金の割合が少し減り、普通預金の割合が少し増えています。

また、金融資産を保有しない割合はどの年代も30%前後います。

雑感

人と比べたところで自分の資産は増えませんが、目安として考えるのもいいかもしれません。年代別の平均貯蓄額を目標にして貯めてみるのはいかがでしょうか。

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